助手席の常連。

今年の誕生日に更新時期を迎えた親父の運転免許がどうやら危ういらしい。
84歳にもなって車の運転もかなりおぼつかない状態になっていたのだが
どうやら更新の際の審査に引っ掛かったらしいのだ。

僕が小さい頃から親父が運転する車の助手席は僕の特等席になっていて
シートベルトなんて無かった時代からどこに行くにも隣にちょこんと座って、
夕方の仕事の納品の時はもちろん、日曜日の晴れた日には山へ、野原へ。
夜の道を走るときにクルマと同じ速度で横をついて来る満月が不思議で
「なんでずっとついて来るの?」なんて聞いて困らせたものだ。
カーブ続きの道を親父と同じ運転手目線で走っているうちに何となく
車の運転は楽しそうだな、早く免許を取りたいな…そう憧れてた。

毎朝4時に起きて何やらの寄り合いに出掛けていた親父から
車の免許を取り上げたらどんなに不便だろう、どれだけ哀しいだろう。
だけど歳をとると言う事はそう言う事なんだね、親父。
ひとつづつ、確実に「できる事」が減っていくんだね。寂しいね。

僕だってバイクやクルマに乗れなくなる日が来ると考えたら気が狂いそうになる。
今の生活からバイクやクルマの運転を取り上げられたら生きている価値の
半分以上を失うようなものだ。これは決して大げさなものじゃなく。

だけどそれが歳をとると言う事なんだね。
長生きしたって幸せとは限らない。
この仕事をしてきて色んな勉強をするにつけてそう思う事が増えてきた。

来週早々に免許更新に必要な検査を受けて診断書を取得できれば
ひょっとしてもう一回くらいは免許がもらえるかもしれないとの事。

来月帰省したらまた親父を僕のクルマの助手席に乗せてどこかに行こう。
景色のいい山道だったり海辺だったり、温泉だったりカラオケだったり。
親父はまだいい、代わりに運転してくれる人間がいるから。

僕は子供もいないし運転免許をもった嫁さんも居ない。
自分で運転できなくなったらそれで終わりだよ。

せめてあと何回かの帰省を、精一杯たのしんで運転しよう。
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「びーち」と一緒に仮眠したサービスエリアをもう一度トレースしながら走ろう。
「びーち」のおしっこのシミがどこかに残った寝袋を積んで走ろう。
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by beach_house_2 | 2017-04-28 23:38 | Comments(0)  

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